なで肩の悪影響について・・・
なで肩の悪影響について・・・
なで肩は特に日本人に多いといわれています。
なで肩とは鎖骨と肩甲骨の高さが、通常よりも低い位置にある状態のことをいいます。
この、なで肩がコンプレックスで悩む人は少なくありません。
見た目だけでなく、健康にも悪影響を与えてしまいます。
なで肩の悩みとしては、和服を着る場合は、なで肩のほうがきれいに着ることができるのですが、
スーツや普段の洋服は着こなすのが難しいようです。
鞄やリュックを肩にかける場合も、歩いていると肩からずり落ちやすく
小さなストレスになっている人が多いようです。
他にも、身体の不調として現れるのは・・・
・肩こりがひどい。
・首こりがつらい。
・背中に痛みがある。
・手から腕にかけて、しびれやだるさがある。
・筋力が低下した気がする。
・手足の冷えやむくみがひどい。
以上の症状が出やすくなります。
特に肩こりは、本来は肩が水平になっているので、腕の重みが肩にまでかかりませんが、
なで肩の人は、首にまで腕の重さがかかってくるので、肩こりがひどくなりやすいようです。
なで肩の原因は・・・
まず、普段の姿勢が考えられます。
とくに、猫背の状態は背中が丸まった状態になるので、巻き肩になり、
同時になで肩も引き起こしてしまうので注意しましょう。
また、長時間スマホを見ていると自然と巻き肩になってしまいます。
巻き肩による猫背が定着すると、なで肩に見えるだけではなく、老けた印象を与えるので気をすけましょう。
仕事などで、重いものを下に引っ張る動作が多い人もなで肩になりやすいです。
重い物を持つ時は肩甲骨を下に引っ張るような動作になりますので、肩甲骨自体の位置が下がり、
肩甲骨や周囲の筋肉のバランスが崩れるため、なで肩を引き起こしたりもします。
重いカバンやリュックを常に肩にかけている人も同じです。
重みが肩にかかるので、肩甲骨や鎖骨を下に引き下げてしまいなで肩を引き起こします。
また、いつもどちらか片方で鞄をかける癖がある人は、片方だけなで肩になったりもするので
鞄を持つ時は左右交互の肩にかけ変える工夫をしましょう。
なで肩を改善させるためには・・・
日常生活を見直して注意して過ごしましょう。
まずは、猫背の人は姿勢を整えましょう。
スマートフォンやパソコンを見る時は、巻き肩にならないように意識してみましょう。
あとは、できるだけ肩甲骨を下に引っ張る状態を作らないように工夫をしてみましょう。
毎日のストレッチもオススメです。
背中や肩周辺の筋肉の緊張をほぐすようにお風呂上りなどにすると効果的だと思います。
なで肩は、見た目だけでなく、身体にも様々な症状が現れてくるので、
まず身体のチェックをしてもらいましょう。
なで肩は、日常生活の改善やこまめなストレッチなどでも改善が期待できます。
骨格の問題だから…とあきらめずに、なで肩の原因を見つけてみましょう。
生活習慣を見直すと、なで肩の悪化を防ぐことができると思います。
この記事を書いた人
- 整骨院や整体どこに行っても一緒かなぁ、
整骨院が多すぎてどこがいいのかわからない。
でも整骨院選びは失敗したくない。
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