みなさん、ヘルニアとぎっくり腰の違いはご存知でしょうか?
どちらとも、腰に激激しい痛みが起こりますが、原因は全く違います。
ぎっくり腰は筋肉が伸びたり、炎症を起こして痛みが出ます。
ヘルニアは椎間板の内部にあるべき髄核といわれるものが
はみ出してしまい神経を圧迫するのが痛みの原因になります。
ですが、ぎっくり腰が悪化して、
ヘルニアになる可能性は0ではないので気をつけましょう。
ヘルニアの原因としては、まずストレスがあげられます。
全体の65%以上がストレスにあると言われているようです。
ストレスは全身の筋肉を無意識のうちに緊張させています。
そのため、肝臓は疲労物質を処理するために集中的に働くようになり、
新陳代謝が悪くなっていき、新しい細胞を生成するところまで機能することが出来ず、
古いままの細胞が放置されるため、椎間板の弾力性を失っていきます。
さらに、体の歪みが起こると椎間板が圧迫されるため、外に飛び出してしまいます。
ヘルニアは心の疲れや体の歪みが複雑に絡み合って起こり、睡眠不足なども影響を受けます。
体の歪みがある場合は、疲労感も抜けにくく、内臓の機能まで制限されてしまうので注意が必要です。
また、体の歪みによって睡眠に支障が出て心臓や呼吸の機能まで制限されてしまうと、
何時間寝てもなかなか疲れが取れない状態になるという悪循環になってしまいます。
ぎっくり腰の原因は人それぞれにはなります。
いくつかあげると、筋肉疲労や、骨格の歪み、生活習慣、筋肉疲労などになります。
中腰で荷物を持上げようとした瞬間に激痛が走ったり、
よろめいてちょっと片足を勢いよくついてしまった瞬間などにぎっくり腰になりやすいですが、
溜めこんだ筋肉疲労が、ある時負荷の許容範囲を超えたために、痛みとして出てきます。
睡眠不足や栄養バランスが取れていなかったり、運動不足や座りっぱなしの仕事を続けるなどしていると、
筋肉疲労が回復することなく徐々に蓄積されていきますので、気を付けましょう。
立ちっぱなしや座りっぱなしの場合、身体の柔軟性が失われていき、
同じ骨格や筋肉だけを使うことになってしまいます。
そのため、使われている筋肉には負荷がかかり、使われていない筋肉は少しずつ緩んでいきます。
こうしたことが筋力のアンバランスを生み出し、骨格の歪みを招いてしまいます。
歪んだ骨格は左右のアンバランスを生み出し、その周囲の筋肉への負荷に変わります。
身体のバランスをとろうとする代わりの筋肉にも徐々に筋肉疲労が蓄積され、やがて腰痛につながるのです。
体重や筋肉のバランスや生活習慣、または生活環境、体質なども考えられます。
必ずしもこれらがあてはまるという人がいないことも確かです。
ぎっくり腰の発症に大きく関係していることは確かですが、ぎっくり腰の種類は人それぞれなのです。
ヘルニアを改善するためには、ヘルニアの原因となっている
体の歪み、睡眠不足、体の疲労、ストレスなどを改善することが大切です。
自然な状態で睡眠を取れば、身体は自分の力で回復が期待できます。
な睡眠をとり、肝臓の代謝機能を回復させましょう。
そして、食事面でも気を付けましょう。
ファーストフードや脂っこいものは控えましょう。
炭水化物の取り過ぎも、筋肉を作るためのタンパク質を変形させてしまうので、
適度な量を食べるようにしましょう。
ヘルニアは手術が必要と思われがちですが、本当に手術が必要な
ヘルニアの患者さんは全体の約5%くらいしかいません。
なので、日頃の生活習慣を改め、身体の歪みを整えて
痛みが出ない体作りをしていくことをオススメします。
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