顎関節症は肩こりや腰痛の原因の1つになることがあるのをご存知でしょうか。
骨はすべて繋がっているため、1か所不調がでると他の箇所にも影響を及ぼす可能性があります。
顎関節は不調を感じづらい部位なのでトラブルが起きていることに気づかないことも多いそうです。
顎が食事やおしゃべりで1日1500~2000回も動かし酷使している場所ですが、
肩こりや腰痛に比べて辛さを認識しづらいので、知らずに悪化しているのです。
・口が大きく開かない。
・口を動かすと痛みを感じる。
・口を開閉するときに音が鳴る。
・気が付くと歯を食いしばっている。
・気が付くと口が開いている。
・口呼吸をしていることが多い。
・硬いものはあまり食べない。
・食事のとき、片側ばかりで噛む。
・頬杖をつく癖がある。
このような症状が当てはまると、顎関節症の可能性があります。
口が小さいから、大きく開けれない。
と言い訳していませんか?
口の大きさは指3本を縦に並べて口に入ると言われています。
もし、入らない場合はトラブルがあるかもしれないので一度チェックしてみましょう。
現代は食が欧米化してきていますので、昔に比べて柔らかい食材が増えてきています。
なので、顎を動かす回数が減少傾向にあるようです。
そして、パソコンに向かう時間が増えたことにより、姿勢が俯きがちになり無意識のうちに
歯を食いしばっている人も多いようです。
食いしばりの癖は、200㌔㌘相当の強い力で噛んでいるとも言われています。
毎日強い力で関節をゆがめて動かしていることになるので、
骨盤や背骨のゆがみを改善してもすぐに元に戻ってしまいます。
なので、顎関節を調節しないと、身体が元に戻っていこうとする妨げにもなるということです。
口を開け閉めできるのは、顎関節の絶妙なバランスのおかげです。
ですが、左右のバランスがうまくとれなくなってしまうと、周囲の筋肉にも影響を及ぼし、
肩こりが生じたり、顔の左右の輪郭に差が出てきたりします。
そうなることで、身体の不調だけではなく、見た目にも影響を与えてきます。
肩こり、腰痛、めまいなど原因不明の不調は顎関節のズレが原因という可能性が高いです。
顎関節症は思春期の女性に多いと言われていますが、
ストレスとも関係が深いため、世代や性別に関係なく注意が必要になってきます。
顎関節は、自覚しにくいので、日頃から意識しておきましょう。
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