更年期障害の予防
更年期障害の予防
女性の閉経前後(４５歳～５５歳)に、卵巣機能が低下して女性ホルモン
のエストロゲンが急激に低下して、
様々な症状を総称して更年期障害と呼ばれています。
最近では、若年性更年期障害で２０代～３０代の女性が生理不順や、月経が来なくなって症状がでる人も少なくなく、
ストレスや無理なダイエットなどによって自律神経が乱れてしまい、更年期障害と類似の症状がでるようです。
この症状を放っておくと、卵巣機能の低下を招きますので、注意が必要です。
更年期障害は、身体的や精神的にも苦しめられることが多くなります。放っておくと症状が重くなり、
寝込んでしまうなど日常生活に支障をきたす場合があります。
更年期障害の主な症状としては・・・
・汗をかきやすい。
・イライラしやすい。
・憂うつな気持ちになることが多い。
・寝つきが悪くなった。
・足が冷えたり、痛むことがある。
・頭痛やめまいがある。
・動悸、息切れがある。
・疲れやすくなった。
・・・などがあげられます。
このような症状はすべての女性に必ず起こるわけではなく、症状が重い方もいれば、
ほとんど症状が出ない方もいます。
これには、自律神経が関係しているようです。
自律神経失調症と更年期障害の症状は似ていますので、普段から自律神経失調症気味の人は、
更年期になるとホルモンバランスが崩れますので、その影響でさらに自律神経が乱れてしまい、
更年期障害の症状が大きくなるようです。
このような症状を軽くするためにも、早めの予防をオススメします。
・ウォーキングをする。
有酸素運動をすることで、副交感神経が刺激され自律神経の不調を整えてくれます。
・睡眠時間をたっぷりとる。
疲れやストレスを次の日に持ち越さないためにも最低６時間は寝るようにしましょう。
・ストレス解消をする。
ストレスにより、ホルモンバランスが崩れ、身体の機能に悪影響を及ぼしますので、
リラックスできる時間をつくるようにしましょう。
・太らないようにする。
肥満と更年期障害には関わりがあるので、日頃からよく噛んで食べて、栄養バランスやカロリーなどには
気を付けるように心がけましょう。
・骨盤矯正をする。
女性の骨盤は、出産などで歳をとるごとに徐々に開き歪んできます。
骨盤に歪みがあることで、更年期障害が重症になる可能性があります。
そして、骨盤の尾骨の上にある仙骨が歪むと、女性ホルモンの分泌が乱れていくようです。
なので、骨盤を矯正することで副交感神経の流れが正常になり、身体のバランスが整うので、
更年期障害の予防はもちろん、自律神経失調症の予防にもつながります。
あと、出産後は骨盤矯正のチャンスなので、しっかりやっておきましょう。
このようなことを心がけて生活をしていれば、更年期障害も重症化せずに済むかもしれません。
この記事を書いた人
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