産後の不眠
産後の不眠
出産をしてから何故か不眠になってしまった・・・そんな方は少なくないと思います。
赤ちゃんが生まれると、肉体的にも精神的にも大変になりますので、お母さんの身体は大事になってきます。
産後の不眠はまず骨盤が関係していると言えます。
骨盤が歪むと、ホルモンバランスが崩れてしまい、自律神経が乱れて不眠症をひきおこしてしまいます。
妊娠中から出産に向けてしだいに緩んでいき、出産後は、骨盤が最大限に開いている状態になります。
出産後、3ヵ月から半年かけて骨盤は少しずつ元にもどっていきますが、このとき無理に体を動かしたり、
日頃の癖とかで骨盤が歪んだ状態で固定されてしまい、不自然な姿勢をとることで歪みが起きてしまいます。。
骨盤が歪むことで血流や代謝が悪くなると、不眠症だけではなく、腰痛、股関節や膝の痛み、足のむくみ、頭痛やめまい、
下半身太りや便秘などの様々な身体の不調を招いてしまうのです。
この症状は、間違った姿勢で起こることが非常に多いので、まずは自分の姿勢を見直してみるのがいいでしょう。
ですが、出産後の大変な時期に姿勢を見直す余裕はないと思いますので、自分の時間を作って、産後の骨盤矯正をしたり、
出産前から正しい姿勢を心がけておくだけで、痛みなどを予防することができると思います。
その他にも、睡眠ホルモンであるメラトニンという物質も必要になってきます。
メラトニンを分泌させるためには、セロトニンという脳内物質が必要になってきます。
ですが産後は、このセロトニンがかなり減少してしまうため、不眠に悩まされるお母さん達が増えているようです。
赤ちゃんを産んでから、慣れない育児やストレスなどで、セロトニンを使ってしまうので、
睡眠ホルモンであるメラトニンをつくれないまま、夜になってしまい眠れなくなってしまうということです。
改善策としては、朝日を浴びるようにしましょう。
朝日を浴びることで、体内時計のリズムが整い、不眠改善の近道になります。
あとは、よく噛むようにしましょう。
赤ちゃんが優先的になってしまうので、早食いになっていませんか？
食事の時もそうですが、ガムなどを噛むのもオススメです。
噛むことでセロトニンを増やす効果が期待できます。
そして、ホルモンバランスが崩れることで、産後うつも考えられます。
女性ホルモンは、出産と同時に大きく減少し、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
このホルモンバランスが乱れる事で、出産後１週間程度精神的に落ち込んでしまう方がいます。
自然に緩和されていく方がほとんどですが、その後に産後うつになる人もいるようです。
産後うつが悪化しないためにも、旦那さんや周囲の理解が必要になってきます。
お母さん一人で抱え込まずに、いろんな人に相談するのをオススメします。
産後の不眠でお悩みの方は、以上のことを試してみて下さい。
ひとりで抱え込まずに、周囲の人にも手伝ってもらいましょう。
そうすることで、不眠症も改善していくと思います。
この記事を書いた人
- 整骨院や整体どこに行っても一緒かなぁ、
整骨院が多すぎてどこがいいのかわからない。
でも整骨院選びは失敗したくない。
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